No Soba No Life

掘りごたつ

こんばんは^^。マスターです。

工事が順調に進んでおります。実は内装工事は2日前に終了しております。
今回の床の工事も中井工務店さんにお願いしております。

5年前のこのお店の移転と改装工事、自宅の新築工事や後のテラスの工事、玄関土間の工事、カーポートの工事、
とにかく、何かあると中井工務店さんのお世話になっています。

中井工務店さんとの出会いって何だと思います?
ブログなんです。

7年・・・8年前に私はお店の移転を余儀なくされていました。
頼れる人もなく、情報も少なく、毎日のようにネットで検索していると

このブログに出会いました。http://ikkyuuoyaji.blog104.fc2.com/
そう会長の「中井工務店おやじのブログ」です。

本社社宅の古民家を貸しますよ。という内容のものが「田舎暮らし 篠山」でヒットしたのがはじまりです。
そして相談のメールを出すと、すぐに丁寧な返信があり、とにかくブログの主にお目にかかろうとしました。

それから何度もなんども、色々な角度から意見交換、提案と調査、設計を2年ほど繰り返し、今の一眞坊があります。
移転計画は二転三転し、工期や予算の無理をゴリ押しさせていただいた経緯があります。

その経緯は信頼と絆になっていると私は思っております。
中井工務店、私は大好きです。

2/1から工事が始まりましたが、仕事がキッチリで速いハヤイ。
床の解体と廃材の撤去は1日であっさり終わっちゃいました。
DSC_0015_20180219004642ccc.jpg
次の日には床を支える基礎工事が始まりました。
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そして断熱材が貼られ、
DSC_0051_20180219004646265.jpg
囲炉裏下の掘りごたつが出来上がっていきます。
DSC_0053 (1)
そして2/16日、予定より1週間以上早く、床の張り替え工事と囲炉裏下の掘りごたつ工事を完成させてくださいました。
DSC_0073_2018021900465131c.jpg

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掘りごたつの足下には床暖房を入れていただき、檜の一寸板で背もたれを付けていただきました。
膝を折るのが苦手な方が多く、念願の「囲炉裏下掘りごたつ」の完成です。これ珍しいと思います。

私たちの焼いた杉板が張られ、養生の取れたキッチン前のテーブル席はこんなんです。
こうやって焼いた板が、
DSC_0007_20180219004643bf7.jpg
こうなります。
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いつも理想を現実してくださってありがとうございます。

今日は友人がユンボ持参で駐車場前の道の整地に来てくれました。
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屋根も急ピッチで仕上がっています。
DSC_0103.jpg

人との出会いご縁って素晴らしいですね、ものが出来上がると感謝の気持ちいっぱいになります。
次回は屋根の写真をもっとUPしたいと思います。











  1. 2018/02/19(月) 01:15:27|
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茅葺き屋根

皆様こんばんは、マスターです。
さて、茅もどんどん運び込まれ、屋根の工事も順調にすすんでおります。DSC_0002_2018020815371462f.jpg
うちの屋根は合掌の大平2面の屋根です。まずは片方の屋根にシートがかけられます。
DSC_0001 (1)
下の方から順に古い茅が下ろされていきます。DSC_0016 (1)
そして端の方から丁寧に葺かれていきます。DSC_0025.jpg
中から見るとこういう状態です。
DSC_0036.jpg
私も葺いている最中にお邪魔したり、
古い茅を下ろす作業を手伝わせていただいたりして、楽しい毎日です。
DSC_0019.jpg
大変お邪魔だったでしょうが、職人さんが私を撮ってくださいました。うれしそうにニヤけていますね~。
人生の中でこんな希少な体験ができるなんて、そしてこれが私の一眞坊の屋根だなんて、本当に幸せであります。
職人さんはほんとうに凄いです。茅を葺いているところがこれです。アップで撮るのは難しいです。
DSC_0035.jpg
お邪魔にならないようにこれが精一杯かな。
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茅を剥いでいるところ
DSC_0025 (1)
茅を剥いで一束に、縛り上げてから下ろしていきます、大変に埃がたちますが、マスクも何もしません。驚きです。
下では茅の加工が行われリフトで上へ。上げられます。
DSC_0044.jpg
本日2/8には反対側の屋根にもシートが貼られ、下側の茅が下ろされました。
DSC_0048.jpg
私が想像していたよりもかなり速いペースで工事がすすんでいきます。
晴れた日ばかりではありません、雨、風、雪、屋根の仕事は過酷です。
ご苦労さまです。
毎朝、工事の安全を祈っております。









  1. 2018/02/08(木) 16:19:31|
  2. 仕事
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焼杉

皆様、こんばんはマスターです。
ブログ無精のマスターですが、本業が長い間お休みですと長々としつこいですぞ。
お覚悟の方のみお付き合いくださいませ。

一眞坊は2/1より末日まで改装工事のためお休みをいただいております。 
当店のトレードマークのような屋根の葺き替え工事と、お気づきのお客様もおられたでしょうが、
あのボヨボヨに痛んでへこんでおりました床の張り替え工事をさせていただきます。
ついでに囲炉裏の下を掘りごたつにして床暖房など色々企画しております。
さて、工事の内容はネタが満載なのと、営業がないのでマスターがひまにしているのとで、たくさんご報告できると思いますので、お店が休業の分をこのブログで皆様とふれあうことができればと思っております。
工事の一発目のタイトルは焼杉です。「え~~~茅葺きやろ当然!」とお叱りをうけそうですが、前座ですゼンザ・・・。

17年前に、私たちは大阪から篠山へお店を移しました。現在のところではなく、篠山市住山の築300年という古民家へ。
今では篠山市の行政も古民家再生とそれを利用したいという実業家への橋渡しを積極的に行ってくれておりますが、当時は皆無でした。そして毎週のお休みにどれだけ篠山を散策したことだろう。巡りあった古民家がこのおうちです。
main.jpg
ちなみに当時の若かりしころのマスターがこんなんでした。
DCP_0176.jpg
わっか~~~!!って自分でも思います。髪型は30年変わりませんが・・・。
話はモトイ!
このお家は築後300年というお家でしたが、茅葺きの屋根にはすでに銅板がはられていましたが、家屋は傾き内部は公開できないほどあれておりました。でも、何故かあれほど、都会から田舎への移転を拒んでいた女将が、荒れた家の中に入って中々開かぬ縁側の戸を開けて、霧がかかった向かいの山麓を見たときに「私、ここやったら来てもいいよ^^。」って言ってくれたんです。
それからの私は必死です、このお家を売ってくださることにはならなかったのですが、どうぞ、お好きなように使ってくださいということになったのです。
大工さんからは、「これ、建て直したほうが安くつくよ~」って言われました。でもそれでは篠山に出店する意味がありません。
「若輩で、資金もなく、あるのは心意気だけですが、なんとかここで蕎麦屋をしたいと思います、そして日本一の蕎麦屋は篠山にありと全国に轟かせたいと思います。」そんなことを大工さんに言ったと思います。
改装を進めていくと案の定、困難なことばかりでしたが、床の張り替え素材をどうするかということになったときに、大工さんはフローリングのしぶ~いサンプルを持ってきてくれました。
ですが、それを見て女将、「この床ではお客様の期待外れです。杉板を焼いたような物はないですか?」という展開をもちだしました。ですが、市販品にそのような企画のフローリング材はないとのことで、「ご自分で焼かれますか?」という大工さんの提案に女将即答「やってみます!」。大工さんはこの若女将め!やれるもんならやってみろ!というような表情でした。
そのせいでしょうか、外壁に用いるものの中でもとても安い類いの杉材とガスバーナーが用意されましたが、女将、スゴイ!ルンルン気分で杉板を焼いて行きます。当時の写真です。DCP_0519.jpgちっちゃいですのでクリックしてください。私は女将の焼いた板を真鍮のブラシで削り磨きワックスをするという係をしました。でできあがった床がこれです。DCP_0620.jpg
これも小さいな~、クリックして見てください。

お金の問題、行政との問題、特にこういう山間部には下水道がありませんから、お店の流す排水と浄化槽の設置には大変難しいことがありました。色々なご縁とご協力をいただいてあの廃墟がこんなんに再生されました。
DCP_0794.jpg
そのときのエネルギッシュが蘇って、今回の床の張り替えにも、女将が焼いて、私が削って磨いてが再び巡ってきました。
こんな感じです。一枚目はお世話になっている中井工務店さんがブログで紹介してくださっている写真です。
P2020039-800x600[1]
二人で頑張っております。
DSC_0007.jpg
女将が焼き
DSC_0012_20180203225755f62.jpg
私が削り
DSC_yaitakekka.jpg
磨いた杉板がこれです。
まずは39㎜の床板の紹介ですが、床はこれを貼って、囲炉裏下を掘りごたつにして、さらに足下は床暖房にする予定です。
次回は屋根の実況にしますね。





  1. 2018/02/03(土) 23:08:48|
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門松

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皆様こんばんは、お久しぶりのマスターです。

今年も自家製ですが、門松を飾りました。毎年、竹は野菜を納品してくださる農家さんに、

松は一眞坊の裏の松林の地主さんにお世話になっています。

写真ではよくわかりませんが、これに梅の盆栽を加えてこの梅も今年で3シーズン目となります。

お金をかけるのは葉ボタンを買ってくるくらいです。

竹を切るのは年々スキルが上がってきます。ただ、腕がパンパンになります。

私は自分で作る門松が大好きです。作りながら一年を振り返ると、感謝の気持ちがこみ上げてきます。

こうしてまた、門松を飾り新年を迎えることができ、とくに今年は大変繁盛させていただいた年で、私の体も悲鳴を上げておりまし

たが、1日も休むこともなく皆でたくさん笑った素晴らしい一年でした。皆様に心から感謝いたします。

また、スタッフ一人ひとりのスキルも大きくアップし、とても充実した仕事ができた一年でもあり、幸せでありました。

私は50を過ぎたころから自分のスキルが下り坂に入っていることを自覚しており不安でしたが、

還暦を迎えるにあたり、その衰えも年輪と思えるほど、女将にスタッフに支えられながら成長することができました。

この成長もきっと「裁ち切りそば」に感じていただけると信じております。

一眞坊は毎年、大晦日はもちろん元旦から三賀日を通常通り営業し、皆様のお越しをスタッフ一同心からお待ちしております。

どうぞ、来年もご贔屓にお願い申し上げます。

1/4と1/5にお休みをいただきます。よろしくお願い申し上げます。
                                                        マスター


  1. 2017/12/28(木) 22:23:18|
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連休のあとのお楽しみは

皆さまこんばんは。マスターです。
ゴールデンウィークも大変盛況でありがとうございました。
連日、必死に命を絞りながら大量生産しておりましたが、
お蕎麦は全然足りていません。お断りしましたお客様、15時までOKだろうと
思って来られて、「本日は終了しました」の看板を目にされたお客様
申し訳ありませんでした。

さて、連休の後お休みをいただいて、恒例のお参りに行きました。
高野山です。
DSC_0094.jpg
この日(5/8)はお天気が良く、大塔が青空に映えていました。
お泊りさせていただいて、朝のお勤めをさせていただくのは、いつもの「西禅院」です。
DSC_0093.jpg
連休も終わり大変静かで、他に宿泊は外人さん一組だけでした。外人さんは朝のお勤めにはこられなかったので、
私たちだけの参加になり、大変贅沢なお勤めとなりました。
お勤めのあとは朝食を済ませて、奥の院へお参りいたします。
一の橋から中の橋、そして御廟橋へ。
DSC_0109.jpg
お大師様にお会いしたあと、亡父の骨を納めた納骨堂をお参りします。
ここにたどり着くと、もうすっかり邪のない、きれいな心になっています。
いつも思うことなのですが、この参道を歩くことは、行きに心と体が浄化され、帰りに
お大師様とご先祖様に背中を押していただいているような気持になれるから幸せです。

実は昨年もそうでしたが、今年も高野山へお参りするときにしか、奈良、和歌山方面へは
遠出しませんので、好きなお蕎麦屋さん巡りを心掛けています。
今年も行きました。大阪は枚方市の「天笑」さんです。天笑さんでお蕎麦を食べてから
高野山へ向かいました。
天笑のご主人、西岡さんは私の大好きな蕎麦職人さんです。
できればゆっくりと飲みながらお話しをしたいな、こんな事聞いてほしいな、
なんて思ってしまう、数少ない人たちのお一人です。当方に来られても私が忙しく、
私が行ってもご主人が忙しく、なかなかそうはならないのですが、第一線でご活躍の
有名な方なのでいつも身近に感じています。
店内は写真撮影、通信機器の使用が禁止されています。お蕎麦のおいしい瞬間を失ってほしくない、
ご主人の気配りから、不本意ながら掲示されているのだと思います。私も掲示したいですね。
なので表だけ。それも、よそサイトのパクリですw。店内は細部に至るまでお洒落で気持ちの良い空間です。
DSC00170[1]
天笑さんのお蕎麦は私のお蕎麦より細いです。粗びきのお蕎麦でもしっかりつながっていますので、
細く切れるのだと思います。そしてこれほど優れた食感の粗びきを私は他に知りません。
ご自身に厳しく、蕎麦に一途で、決して愚痴をこぼさない。お蕎麦をいただくたびに、
私はご主人にそんなイメージを重ねてしまいます。ご主人とちょっとお話しをすると、
「僕は、もう二度とシンドイという言葉を口にしません!」というのが私の台詞になってしまいます。
素晴らしいお蕎麦で、お客様もたくさん来られています。今回はあまりにお忙しそうだったので、
お蕎麦を食べたらサッサとご挨拶をすることもなくお店を後にしました。
ごちそうさまでした。流石です。私も頑張ります。

そして高野山の帰りに足を延ばしたのがこのお店です。
DSC_0121.jpg
「玄」は初めての訪問ですが、実は昨年もこのコースを計画して、予約がとれなくて断念したのです。
ですが、ご縁があって、昨年の秋にご主人の島崎さんの方から一眞坊に来てくださいました。
私はもう10年以上も酒を断っていたのですが、その日だけは嬉しくて、一緒に飲ませていただきました。
今年はもう正月から計画を立てて、2月には予約をしてOKになりました。

玄ではつい甘えてしまって、写真を撮らせていただいて、いい年こいて、ミーハーはお客をしていました。
DSC_0124.jpg
魅力のある書で、毎日お品を書かれているのですね。
料理の写真はミーハーしてたらうまく撮れないのです。食べるのにも夢中ですから。
DSC_0126_201705172116078da.jpgDSC_0137.jpgDSC_0138_20170517211722910.jpgDSC_0140.jpg
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撮れてないのもあります。すみません。
とても温かなおもてなしと、素朴で力強い思いのこもった素晴らしいお料理とお蕎麦です。
玄のお蕎麦は極細切りです。写真ではうまく伝わらないでしょうが、そうめんより少し太いかな?というのが
良い表現でしょうか、天笑さんも細切りですが、それよりもっと細い。
ここまで細いと切り蕎麦に力を失ってしまうと、常識ではそう思われがちですが、なんと!
しっかりプリプリもちもちとしています。つながっているだけでも不思議な感じがしてしまうのですが、
繊細でも剛の蕎麦、私はそんな印象を受けました。
玄の蕎麦粉は島崎さんがすべて手で石臼を回して作られます。毎4~5時間は玄蕎麦とお話しをしながら
一人で向き合っておられます。
「自分の手で石臼を回すことで、色々な情報を玄蕎麦から得ています。」とご主人。
その思いと情熱がしっかりと細い切り蕎麦に吹き込まれていて、感動するというよりも
人の想いが心にしみ込んでくるお蕎麦、そんな思いがしました。
DSC_0143_20170517211726509.jpg

ご主人の島崎さんはとても温厚でやさしい方です。
ですが、探求心の強い前向きな方で、常に精進という言葉がぴったりこられると
私は勝ってに思ってしまいます。
ある雑誌で、島崎さんのことを「関西の蕎麦のお父さんのような方」と書かれていたのを
記憶しています。正にそんな方です。
お蕎麦というのは作り手そのものの姿をしているようだな。なんて思ったりします。

帰りは私たちが見えなくなるまで見送ってくださいました。
そっと、島崎さんが背中を押してくださっているような思いがしました。
感謝。合唱。




  1. 2017/05/17(水) 23:15:37|
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一眞流裁ち切り蕎麦、一眞坊の店主です。よろしくお願いいたします。

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