No Soba No Life

年越し

皆さまこんばんは、年越しそばを終えることができました。
ご来店いただいたお客様、まことにありがとうございました。
長い時間お待ちいただき、大変申し訳ありませんでした。
また、売り切れのためおもてなしできなかったお客様、申し訳ありません。
胸がしめつけられるような思いですが、これが私の限界です。ご理解ください。

年越しは、御前0時を回ってから蕎麦打ちの段取りにはいります。
石臼はタイマー運転で私が寝ている間にも働いております。DSC_0018.jpg
で、こんなんして仕事してます。
DSC_0010.jpg
DSC_0009.jpg
玄蕎麦と丸ぬきの実の間にお酒を捧げてはじめます。
これは私の年越しの風習なのです。
きっかけは父が存命のころ、年越しになるとよく父が私が打った蕎麦を箱詰めしてくれました。
若い頃は48時間ぶっ通しの年越しになっていましたから、父も老骨に鞭打って手伝ってくれました。
年越しの仕事は大変寒くても暖房などつけれませんので「ま~一杯やりながらゆっくりやって」と
私は父にお酒を注いだものです。

父が亡くなってからも、一人で年越しの仕事をしていると、後ろのほうで父の気配を感じたり、
不思議なもの音がしたり、極め付けはエアータオルが勝手に作動したりとか、ま~いろいろな
偶然なのでしょうが、年越しになると親父が手伝いにくると思ってたほうが楽しいかと思い、
父にお酒を注いでから蕎麦打ちに入るようになりました。

で、一人前を切っては箱に詰めていきます。
お客様の注文伝票を見ながら詰めていきますので、
このお蕎麦は○○様の分だな、などと思いながら詰めていきます。
DSC_0011.jpg
DSC_0012.jpg
静かな麺打ち場に綿棒の滑る音、後ろで石臼の回る音だけが響き、
寒さと相まって精神が研ぎ澄まされていくような気がします。
私の好きな時間です。
蕎麦職人だけが知る胸にキュンとくるような年越しの夜の情緒。
いいもんです。
来年もまたこの日を迎えることができるよう、頑張ります。
とりあえず新年は明日の元旦から頑張りますから、
皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。

では良い年をお迎えください。   感謝、合掌。


  1. 2015/12/31(木) 19:29:57|
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